ご無沙汰しております。
地震、怖かったですね。
その日は健康診断のため職場を早退しており、たまたま早めに帰宅していました。
遅めの昼食をとっていると、あの『緊急地震速報』のアラームが…
立っていられないほどの揺れなんて初めてです。
本棚の中身は例外なく落下し、ベッドや棚が数十cmも動いていました。テレビも落っこちて、音が出なくなってしまいました…
ベスパは車と壁の間に停めてあったので、幸いにもド派手に転倒するようなことはありませんでした。よかった。
物的な損失もほとんどなく、家族、親戚、友人らもみな命があり、本当に助かりました。
家がある場所も山に近い高台だったので、津波被害にあうこともありませんでした。
僕の住んでいる地域は、電気の回復に4日、水の回復に7日、ガスの回復に15日かかりました。
ウォーターサーバーがあり、飲料水には困らなかったのがとても助かりました。
食料は…物流がある程度回復したのが最近なので、最初の一週間は先の見えない状況に怯えながら、ちまちまとあるものを食べていました。
今は、大丈夫です。
食料も並ばずに買うことが出来るし、ガソリンの供給も少しずつ安定してきているし。(なかなかハイオク手に入らないけど)
2009年に太平洋側を辿って岩手県宮古市にツーリングしたのは、以前の記事のとおりです。
そこで旅したほとんどの土地が見る影もなく被災していることをニュースで見るたび、どうしようもない気持ちでいっぱいになります。
半島も、浜辺も、町も、人も…
つらい。
何年、何十年かかるか分かりませんが、沿岸部が以前のような穏やかさ、美しさ、活気を取り戻したら、また同じ道を辿ってツーリングします。必ず。
最後になりましたが、日本全国からのあたたかな支援、本当にありがとうございます。(うちのガス復旧には東京ガスの人が来てくれました。)